資本主義世界での商品=『他人を喜ばせるもの』という単純なことに気づいた話
こんにちは。ゆるふわ魔王(@maou_desuyo)です。
今回は最近、心の中でずーっともやもやしていたのが晴れたというお話です。
サウザーさん (@Fist_of_Phoenix) のVoicyを聴いていて、「商品をつくろう!」と思ったのはいいものの、最初は不動産を買うことくらいしか思いつきませんでした。これではただのパクリです。
でも、そんな私が最近、資本主義世界での商品=『他人を喜ばせるもの』という単純なことに気づいた、という話をします。
他人が喜ぶ=お金がもらえる!?
@InsideCHIKIRIN つくづく思うのは、「働く」って何なのでしょうね。ワタシは「他人を喜ばせたり、他人の役に立つことをする(そしてオカネを貰う)行為」と自分なりには定義してるんですが。
— 田端 信太郎 (@tabbata) 2012年5月18日
上のTweetはZOZOZTOWNなどを運営しているスタートトゥデイのコミュニケーションデザイン室長であり、過去にはLINEの上級執行役員も務めていた、スーパーサラリーマン、田端さんのツイートです。
今をときめくトップ企業のトップ、つまりTOP of the TOPの方でもこのように考えているのだなと思うと、自分の考えにかなり勇気をもてました。
正直、お恥ずかしながらビジネスとかってピンとこないことが多くて(それは私自身のアンテナの低さや周囲の環境からきているモノだと思われますが)、商売ってなんやねん!お金をもらうってなんやねん!という感じでした。
しかし、ブログやUber Eatsを始めてみて、「あ、そうか。他の人に与えた分だけ、自分にもいいことが返ってくる。それが働くということなんだ。それがビジネスの一部なんだ。」ということにちょっとだけ気づくことができました。
そして、よくよく周りを見渡してみると、それらがこの資本主義の世界では当たり前のように行われていました。おなかがすけばコンビニやファミレスで温かくておいしいご飯が食べられるし、すばやく情報を得るのには新聞やテレビ、ネットなんかが不可欠です。
それらは本来、自分が欲しくて欲しくてしょうがないからお金を出して買っているのであって、決してなんとなく惰性で買うものではないはずです。
自分もモノをたくさん持っていますが、その中で本当に必要なものは一握りでしょう。
でも、必要なもの以外でも買ってしまうことはよくあります。
そう考えると、資本主義社会っていろんな人にチャンスがある、すごい世界なのではないのでしょうか。
一切無駄のない世界ではありえない商品が世の中に流れているのですから。
その中に自分の商品をちょっと紛れ込ませることも簡単にできます。
だけどそれに気づけない、気づこうとしないひとが、たくさんいるのが今の日本なのではないでしょうか。
大企業のサラリーマンはそのことに気づきづらい
特に、大企業でサラリーマンをしている方々は気づきづらいのではないでしょうか。
これもまたサウザーさんのVoicyで言っていたのですが、大企業での仕事というのは、カレーの作り方で言う所の「ニンジンを切る係だ」そうです。
他にも「肉を炒める係」や「カレーのルーを入れる係」「コトコト煮込む係」などに細分化され、大企業のビジネスは回っています。
その「ニンジンを切る係」に任命されたとしたら、少なくとも2,3年はニンジンを切り続けなければならないし、その仕事をマスターしなければなりません。
そうなると、お金を払うお客さんのことなんか忘れて、一生懸命ニンジンの切り方マスターになります。
でも本来、お客さんは、きれいに切れたニンジンにお金を払うのではなく、おいしいカレーにお金を払っているのです。
ニンジンを切ってばかりいたら、それに気づくのは至難の業でしょう。
実際私も会社の中で貿易関係の業務をしていますが、それ以外のことは触れる機会があまり、というかほぼありません。
もっと、ビジネス全体に触れる機会がない限り、商品=『他人を喜ばせるもの』と実感ができることはないのかもしれません。
まずは、目の前の人を喜ばせることを考えてみよう
ですが、ビジネスの全体像を知るためにまずやることは、会社を辞めることや、起業のための勉強を始めることではないと思います。
まずは、どんな方であっても小さなことから始めればよいのではないでしょうか。
家族や恋人、友人、フォロワー、道ばたの女性、田舎のおじいちゃんおばあちゃん、誰でもいいので喜ばせる訓練をしてみたらいいと思います。
人によって喜ぶツボは違います。その人のためにいろいろな工夫をしてみたらいいかもしれません。
絵を描ける人はその人の似顔絵を書いたら喜ぶかもしれません。いや、好きなキャラクターの方が喜ぶかも?もしかしたらマンガ形式の方が喜ばれるかもなぁ・・・なんて考えて実際に反応を見てみて、手ごたえをつかむといいでしょう。
それがだんだんと『商品』になっていくはずです。
まとめ
よく、ビジネスを始めようとすると『金儲け』を始めようとしてる、と勘違いする人も少なくないと思います。
でも、本来の資本主義でのビジネスの本質はそこにはないはずです。
お金はあくまであとからついてくるものであって、たくさんの人から支持を受けるということはそれだけたくさんの人を喜ばせているということになります。
世の中をあっと驚かせるようなビジネスモデルを生み出すことも素晴らしいことです。
でも、少人数でもいいから周りの人たちを幸せにするビジネスモデルがあってもいいですよね。
私はそういうビジネスを目指してみようと思います。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
to be continued...
世界征服に至るまでの道は長い。